BCG コッホ現象
BCGは主に乳幼児の結核、特に結核性髄膜炎を予防するために行われている、予防接種の1つ。
接種対象は生後1歳までの乳児で、生後5〜8ヶ月で行われることが多い。
コッホ現象とは、BCGワクチン接種した際にすでに結核や非結核性抗酸菌症に罹患していた際に出現する。
大阪保健所の作成したマニュアルがネットで公開されており、カラー写真付きでわかりやすい。
一般にBCG接種後、針を刺した部位は翌日には赤みが引いてしまい、1ヶ月程度たってから再度、発赤し、硬結など触れるようになる。
コッホ現象は接種後に発赤が収まることなく、硬結を触れたり、膿疱になったりする現象を指す。Grade分類されており、概ねGrade3を超えてる所見がある際には”本物”のコッホ現象としてツ反やIGRAなどの検査に進む。