産婦人科ノート

駆け出し産婦人科医の忘備録です。覚書程度、実臨床では正式なデータを参照してください。

血中免疫グロブリン

感染性疾患を疑った際にIgG、IgM、IgAなどを評価することがある。

 

新生児の場合はIgGは胎盤通過性があるためある程度なければおかしい。

低ければ母体の免疫不全など疑い、高ければ母体の膠原病などを疑う。

 

IgM胎盤を通貨しないので、高値は子宮内感染などを疑う。

 

IgAは川崎病などでIVIGをする際にIgA欠損症の場合、

アナフィラキシーを起こすため、治療前には評価することが通常である。